フィリピンを乗っ取った男



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取材力の無さが残念

フィリピンを代表する企業人(政治家といっても通用する)の一代記ではあるが、著者の取材が見られず、過去の新聞記事等の寄せ集めである
点が残念。人を語るには取材が不可欠だが、第三者の主観しか述べられていない。本の序文にも、その点の但し書きがあり、フィリピン経済の本質を紹介したとある。ただ、東南アジアで最もパワフルな人物を取り上げたという著者の視点は評価に値する。
現代フィリピン経済事情を知る上でも必読の書

マルコス政権時代、政商としてココナッツ利権を私し、大財閥を築いたダンディン・コファンコの一代記。
マルコス政権崩壊から随分経つが、フィリピンで有数の大企業「サンミゲルビール」の経営権を巡る彼と政府の争いは現在も継続中である。
そのため、彼と彼の財閥の歴史を知ることは現在でも有益であり、本書からはフィリピンの経済事情を知る上での基礎知識が得られるだろう。



太田出版
マニラ通







         
         
         
         

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