登場人物の精神的な脆弱さ
残念ながら、ここ最近の、登場人物に思い入れたっぷりの人物描写についていけない。
どちらかと言うと、ジュブナイルに入るんじゃないかと思うほど、子供っぽい。
現場の凄惨さ、交錯する人間関係、解き明かされない数々の謎、登場人物が一同に会しての謎解き・・・・と本格推理小説の基本は全部クリアしているのだけれど。
登場人物たちの精神的な脆弱さに共感できるかどうかで、作品の評価が分かれるのかも。
一番最初に・・・
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ビックリするほど。
建築探偵桜井京介シリーズの第一部完結作品。 今まで謎とされていた過去の秘密があきらかになります。 これを知りたかったはずなのに、読むのが辛くて、辛くて、辛くて。 あまりの辛さに、途中で何ヶ月も期間が空いてしまった程。 だけど、今は読んでよかったと思ってる。 ビックリするほど涙が出たけど、読んでいなければこんな風に以前よりも優しい気持ちでこのシリーズを読めなかった。そしてこんな嬉しい気持ちになれなかったはず。 このシリーズは、一作目から順に時間が流れて進行していますので、できれば一作目から通読することをオススメします。登場人物たちの関係を知る上で。そうすればよりこの作品を深く読み解けると思います。
第一部の掉尾を飾るに相応しい作品
シリーズ5作目で、第一部のラストを飾る作品。過去に起こった哀しい事件の謎が明らかにされます。この本をいきなり読まれても、それなりに愉しめるのですが、少なくとも、1作目の「未明の家」は読まれることをオススメさせてもらいます。多分、感動の度合いが違うと思いますので。 あと、シリーズ全体の流れを考えると、4作目の「灰色の砦」も読んでおいた方が良さそうなのですが、2作目と3作目は、正直いって、駄作っぽいので、オススメし難いところだったりします。
蒼になる
シリーズ第1作目から触れられてきた、ひとりの少年が「蒼」になった話。 作中でその話が出るたびに「一体何があったんだー!」と消化不良な気持ちを抱いてきた私にとっては待ちかねた一冊と言えます。 しかし・・・読んでいて辛かった。 切なくて。 悲しくて。 苦しくて。 そして、良かったね、救われて。 良かったね、許されて。 良かったね、希望がみえて。 シリーズを最初から順番で読むことをおすすめします。 そうすれば、この作品を2倍楽しめるはずです。
講談社
灰色の砦 (講談社ノベルス―建築探偵桜井京介の事件簿) 翡翠の城―建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス) 玄(くろ)い女神 (講談社ノベルス―建築探偵桜井京介の事件簿) 美貌の帳―建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス) 未明の家―建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス)
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